2008年8月22日、マンチェスター・シティにやってきたのがDFヴァンサン・コンパニだった。コンパニは今年でちょうど加入10年となったのだ。
当初はマンCがここまで強いチームになると考えていた者は少なかったはずだが、コンパニはクラブの大型補強もあってプレミアリーグ制覇3度、FA杯制覇3度と、タイトルに恵まれたマンC生活を送っている。近年は怪我もあって影響力がやや落ちてはいるものの、コンパニはクラブにとってのレジェンド的存在だ。
そのパワーであらゆるストライカーをねじ伏せてきたコンパニは、プレミアリーグを代表するセンターバックと言っていいだろう。そこで英『Daily Mirror』は、プレミア歴代DFと比較してコンパニの実力はどのクラスにあるのかとランキングを作成している。
ユーザーも投票できるようになっているこのランキングにおいて、なんとコンパニは1位に選ばれているのだ。2位は元チェルシーDFジョン・テリー、3位元マンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンド、4位元アーセナルDFトニー・アダムス、5位元マンチェスター・ユナイテッドDFネマニャ・ビディッチと続いているが、コンパニは彼らレジェンドにも劣っていないということか。
獲得したタイトルの数ではファーディナンドらの方が上回るが、コンパニはプレミア歴代最高のセンターバックなのか。マンCでの10年でコンパニの評価は信じられないほど高くなっている。