FFG・十八銀行の統合承認 公取委が発表 親和銀と合併へ

 公正取引委員会(公取委)は24日、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)と十八銀行(長崎市)の経営統合計画を承認したと発表した。統合後に長崎県内の融資シェアが高まっても、独占禁止法上の問題はないと判断。2年半に及んだ異例の審査が集結した。十八銀はFFGの完全子会社となり、2020年4月にFFG傘下の親和銀行(佐世保市)と合併することを目指す。

経営統合が承認されたふくおかフィナンシャルグループ(右)と十八銀行(中央)、親和銀行(左)

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