フランクフルトに渡った鎌田も忘れるな 海外メディア「まだ高く評価されている」

フランクフルトの鎌田 photo/Getty Images

いよいよスタートするブンデスリーガでは、今季も日本人選手の活躍に期待がかかる。ドルトムントの香川真司、フランクフルトの長谷部誠などお馴染みの選手はもちろんだが、まだブンデスリーガでは有名な存在ではない選手たちにも注目したい。

『FOX Sports Asia』はブンデスリーガに挑戦している日本人選手を特集しているが、注目したい1人目はベルギーのヘントからニュルンベルクにレンタル移籍してきたFW久保裕也だ。ブンデスリーガ初挑戦となる久保だが、すでにニュルンベルクでは高い評価を受けている。

同メディアも「ニュルンベルクはこれまで長谷部や清武など日本人選手がプレイしたクラブであり、久保はヘントで59試合22ゴールと印象的な数字を記録している。クラブのアンドレアス・ボーネマンSDも久保の多才さをすでに評価しており、彼はファイナルサードで多くのチャンスを作るだろう」と伝え、ベルギーで能力を証明してきた久保の活躍に大きな期待をかけている。

長谷部と同じフランクフルトに所属する22歳MF鎌田大地も忘れてはならない。昨季は開幕直後こそ出番があったが、徐々に存在感は薄くなってしまった。今夏もすでに構想外と言われており、ドイツで厳しい日々を過ごしている。

それでも同メディアは、「まだ鎌田はフランクフルトにて高く評価されていると言われているし、欧州サッカーに合うはず」と伝え、ブレイクの可能性も捨てていない。現状は厳しいが、今季何かを劇的に変えることはできるのか。

他にも新天地ハノーファーで復活を期す浅野、ブンデスリーガ1部において初めてと言っていいチームの主力として開幕を迎えるデュッセルドルフの宇佐美なども注目だ。香川、長谷部らのようにブンデスリーガの顔というべき存在となるのは誰か。

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