名将アンチェロッティ、“師弟対決”を前に教え子を絶賛「ガットゥーゾはあの頃のまま」

まもなく実現する師弟対決。ナポリのアンチェロッティ(左)とミランのガットゥーゾ(右)photo/Getty Images

25日にセリエA第2節が行われ、ナポリとミランが激突する。古巣との一戦を前にナポリのカルロ・アンチェロッティ監督が、教え子で現在はミランの指揮官を務めるジェンナーロ・ガットゥーゾについて語った。

2009年にミランを退団して以来、9年ぶりにセリエAへ復帰を果たしたアンチェロッティ監督。『DAZN』のインタビューに応じた際、まず復帰理由について「イタリアに戻ってきたかったし、イタリア語でコミュニケーションを取りたかった。あと、クラブのプロジェクトに確信があったんだ。このチームにはたくさんのクオリティが備わっているからね。ただ、表彰台にとても近づいているにもかかわらず、そこに立てていない。私の経験が役に立つことを願っているし、チームをてっぺんへ導く役に立ちたいね」と明かしている。

開幕戦のラツィオに続いて第2節はミランと、初っ端から強豪との連戦となったナポリ。かつての教え子と相見えるアンチェロッティ監督は「ガットゥーゾの性格はあの頃のままだよ。彼のチームの戦い方から伝わってくる。よく組織化されており、ソリッドでなおかつアグレッシブだ。まさに選手時代のガットゥーゾのようだよ」と絶賛。さらに「彼が監督になることを予期できた面もあれば、そうでない面もあった。でも、ガットゥーゾは情熱で素晴らしいキャリを築いたね」と語った。

はたして、アンチェロッティとガットゥーゾの師弟対決はどちらに軍配が上がるのか。

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