加藤氏発言抗議で自民県連が女性県議を注意

役職再任しない方針

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 自民党・長崎県連の中島廣義幹事長は24日、県連会長の加藤寛治衆院議員=長崎2区=の「3人以上産み育てて」発言に対し、共産党県議と一緒に抗議会見をしたことは問題だとして、江真奈美県議=自民=を口頭注意した。江県議の県連広報副委員長などの役職も再任しない方向で近く総務会に提案する意向を明かし「処分ではないが、けじめをつけさせてもらう」と述べた。

 江県議は5月、共産党などの女性県議と会見。加藤氏の発言に対し「結婚・出産は個人の自由」などと訴えていた。

 中島幹事長は24日、中村和弥政調会長とともに県連で江県議と面談後、取材に応じた。「会見の(訴えの)中身についてはどうこう言わないが、党としての考え方が違う共産の県議を真ん中に据え会見したのは問題」と強調。「会長批判はできるだけやめ、他党から(会見などの)誘いがあれば事前に相談するよう求めた」とした。江県議をブログで擁護した前田哲也県議=自民=に対しても、県連組織委員長の役職を再任しない方向で提案する考えを明らかした。

 江県議は取材に「自民党県議として良くないということなので、私の配慮が足りないとも思った」としながら、「自民党が女性活躍を掲げる中、女性に関する意見を地方から届ける行動は取らないといけない。その理解は(県連幹部にも)お願いしたい」と話した。