池江璃花子選手と同じ歳!サッカー界でヤバい「2000年生まれ」の怪物たち

インドネシアで開催中のアジア大会。競泳女子の池江璃花子選手は驚異の6冠を達成した。

彼女は2000年生まれの18歳。ここではサッカー界で期待される2000年生まれの怪物たちを特集する。

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FWティモシー・ウェア(2月22日生まれ/PSG/アメリカ代表)

“リベリアの怪人”と呼ばれたジョージ・ウェアの息子。ティモシーはアメリカ生まれで、2018年3月にアメリカ代表にデビューしている。

代表2試合目となったボリビア戦で代表初ゴールを決め、アメリカ代表史上4番目に若い得点記録を樹立。

クラブレベルでは2014年にPSGに移籍すると、昨季トップデビューを果たす。今季開幕戦ではネイマールに代わって投入されるといきなりゴール!ついにリーグアン初得点をマークした。

トーマス・トゥヘル監督も「彼は非常に速い。それに素晴らしい持久力もある。少し休んでも、(チーム内で)最速選手であり続けられる」と賞賛している。

MFライアン・セセニョン(5月18日生まれ/フラム/U-21イングランド代表)

ベイル2世と評され、弱冠16歳と81日でデビューした超大器。地元ロンドン生まれで、兄弟とともにストリートで腕を磨いた。

デビュー当初は左サイドバックだったが、驚異的な得点力を誇るために、サイドハーフやウィングなどへとポジションを上げている。

圧巻のスピードだけでなく身体能力はすでに完成されつつあり、フィジカルモンスターとも言える。

フラムのスラヴィシャ・ヨカノヴィッチ監督も「彼は素晴らしいフィジカル的キャパシティを備える驚異的な選手だよ。皆はベイルと比べているが、私としてはマルセロとベイルを合体させた感じだね」と評価している。

昨季は2部で16ゴールを叩き出し、チームのプレミア昇格に大貢献。最年少で2部最優秀選手に輝いたうえ、PFA最優秀選手にもノミネートされた。

ちなみに、松井大輔とルマン時代にプレーしたステファヌ・セセニョンは遠縁の従弟にあたる。

MFフィル・フォデン(5月28日生まれ/マンチェスター・シティ/U-19イングランド代表)

イングランドで期待される天才レフティ。昨年のU-17ワールドカップでは優勝に貢献して、大会MVPを受賞している。

左足のテクニック、広い視野、ドリブル、俊敏性を兼ね備えるテクニシャンだ。

ジョゼップ・グアルディオラ監督も「我々にとって彼はギフトさ。スペシャルだね」と絶賛しているほど。

シティの宿敵ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンドも「イングランドには創造性が欠けているが、フォデンはそれを豊富に備えている」と大きな期待を寄せている。

FWヴィニシウス・ジュニオール(7月12日生まれ/レアル・マドリー/U-20ブラジル代表)

王国ブラジルにおいて、2000年生まれの選手のなかでも最も才能があるひとりと評価される超逸材。

6歳で名門フラメンゴに入団後もフットサルを掛け持ちしていたこともあってか、トリッキーなドリブルスキルとマジカルなタッチを誇る。さらに、スピードと運動量まで兼ね備えるというから末恐ろしい。

昨年にプロでの出場わずか2試合にして、レアル・マドリーが4500万ユーロで青田買いしたことで一躍時の人に。

18歳になったこの夏にスペインに“降臨”。背番号は「28番」だが、ロナウドの後釜として大ブレイクする可能性も…。

FWアルフォンソ・デイヴィス(11月2日生まれ/バンクーバー・ホワイトキャップス/カナダ代表)

この夏にあのバイエルン・ミュンヘンが獲得したことで一躍話題になった神童FW。

今年はMLSに残り、18歳になった後の来年1月にバイエルンに正式に加わる予定となっている。

移籍金は1350万~最大2200万ドル(15~25億円)とされており、これはMLS史上最高額だ。

彼はガーナの難民キャンプで生まれ、カナダで育った選手。

MLSバンクーバー・ホワイトキャップスのユースに入団後、2016年にMLS史上3番目の若さ(15歳と256日)でプロ契約を結ぶ。

その翌日には、MLS史上2位の若さでのデビューまで果たした。さらに、2017年には弱冠16歳でカナダ代表にデビュー。

圧倒的なスピードと卓越したテクニックを併せ持ち、この年齢して体の強さもある。ニコ・コヴァチ監督も「彼には大きな才能がある。非常に速いね」と評価している。

そんなデイヴィスはサッカーゲーム好きでもあり、「『FIFA』で自分を使ってプレイするのは子供の頃からの夢だった」と語っていたことも。

ちなみに、バンクーバー・ホワイトキャップスでは工藤壮人とプレーした経験がある。

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