ボッタス、パワーユニット交換で後方グリッドへ降格「新エンジンは好調。決勝で順位を上げていけるはず」:F1ベルギーGP金曜

 2018年F1ベルギーGPの金曜、メルセデスのバルテリ・ボッタスはフリー走行1=5番手/2=3番手だった。メルセデスは今回、アップグレード版パワーユニット/エンジンを導入。ボッタスは6エレメントすべてを新しいものに交換し、グリッド降格ペナルティを受け、決勝を後方からスタートすることになる。

■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス フリー走行1=5番手/2=3番手
 全体的にマシンの感触はかなり良かった。序盤はバランスが完璧とはいえなかったが、きちんと修正することができたので、マシンはコース上のどの場所でも快適に走れるようになった。ただ、コーナー出口でのトラクションがあまりよくなくて、低速セクションでは少し苦労したけどね。

 フェラーリはターン5からターン7のような複合コーナーでは僕らより少し速かったように見えるが、大きく離されているとは思わない。予選ではたいていかなり接戦になるので、金曜日に週末の詳しい予想をするのはいつだって難しいものだ。

 セットアップに関しては、予選とレースの間の最適な妥協点を探すのが普通だが、今週末、僕はグリッドペナルティを受けるので、レースに重点を置いていく。幸運にもロングランのペースはいい感じだし、ここスパでは順位を上げていくことが可能だと考えている。ニューエンジンの感触も今日は良かったから、レースを楽しみにしている。楽しくなるはずだよ。

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