ユヴェントスを指揮するマッシミリアーノ・アッレグリは、これまでにも何度かリーグ制覇するためには勝ち点がいくつ必要なのかを予想してきたことがある。例えば2016-17シーズンの途中には、勝ち点87を獲れば優勝できるはずとの予想を展開していた。結果的にそのシーズンにユヴェントスは勝ち点91を獲得して優勝しているのだが、そのアッレグリが早くも今季優勝するためにどれだけの勝ち点が必要になるかを予想している。
伊『Calciomercato』によると、アッレグリは「今季はミランを含む6チームがトップ4を争うことになるだろう。今季優勝するには勝ち点88～90の間だ」とコメントしている。ナポリ、ローマ、インテル、ラツィオ、ミラン、そして自分たちを含む6チームによる上位対決が展開されるとの読みだ。昨季はナポリとユヴェントスの一騎打ちとなり、最終的にユヴェントスが勝ち点95、ナポリが91獲得している。今季はもう少し混戦模様となるのではないかとアッレグリは見ているのだろう。
構図としては2016-17シーズンのようなイメージか。ユヴェントスが勝ち点91で優勝、2位ローマが勝ち点87、ナポリが86獲得している。当時はミランとインテルに元気がなかったが、今季はミラノ勢も加わるバトルをアッレグリは想像しているのだろう。サッカーファンもユヴェントス独走のシナリオは望んでいないはずだが、絶対王者と互角に渡り合うクラブは出てくるか。
