【侍U-18代表】金足農・吉田、28日壮行試合は登板回避が濃厚 永田監督「ゆっくりさせる」

別メニューで調整を行った吉田輝星【写真:編集部】

甲子園では881球を投げた右腕、アジア選手権には意欲「少しでも貢献できれば」

 9月3日から宮崎で行われる「第12回 BFA U18アジア選手権」に出場する侍ジャパンU-18代表が25日から合宿を開始。甲子園で881球を投げて準優勝に輝いた金足農の右腕・吉田輝星投手は、初日は別メニュー調整となった。永田裕治監督は「東京ではゆっくりさせる」と説明。28日には神宮球場で侍ジャパン大学代表との壮行試合が行われるが、登板は回避することが濃厚となった。

 この日はストレッチやマッサージを重点的に行った吉田について、永田監督は「あれだけ(甲子園で)投げているので、本人は今日も途中でやりたいと言っていたんですけど、こちらがある程度抑えていきたい。東京にいる間はゆっくりさせようと思います」と説明。28日の壮行試合もマウンドには上がらず、回復に務めることになりそうだ。

 吉田は練習後に「日の丸を背負っているという実感はまだないです」としながら「大会の疲れを取るために別メニューでした」と説明。体に痛い箇所などがないかを聞かれると「ないです」と即答した。

 アジア選手権に向けて「甲子園で対戦した凄いプレーヤーたちと一緒にやれて新鮮な気持ちです」と話し、「2連覇という大きい目標があるので、それに自分の力で少しでも貢献できれば」と誓った。宮崎に移動してから“本番モード”へと入っていくことになりそうだ。(Full-Count編集部)

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