伊藤ふたば、決勝進出 アジア大会スポーツクライミング

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女子複合予選 最終種目のリードで角度のある壁を慎重に登る伊藤ふたば=パレンバン(運動部・村上俊介撮影)

【インドネシア・パレンバンで運動部・村上俊介】ジャカルタ・アジア大会第8日(25日)スポーツクライミングは複合の予選で最終3種目目のリードが行われ、女子の伊藤ふたば(TEAM au、盛岡中央高1年)ら日本の4選手全員が男女各6人で競う決勝に進んだ。女子は野口啓代(あきよ)が2位で総合3位に浮上。4位に入った伊藤は総合6位だった。男子は楢崎智亜(ともあ)が首位となり、総合1位を守った。藤井快(こころ)は2位に入り、順位を八つ上げて総合4位とした。26日に優勝を懸けて男女決勝を争う。ゴルフは第3ラウンドが行われ、男子は中島啓太が70と伸ばして通算10アンダー、206で首位を維持。米沢蓮(東北福祉大1年、盛岡中央高)は1アンダーの17位となった。3人の合計で争う団体は22アンダーで、2位韓国と5打差の首位。ホッケー女子1次リーグA組の日本は前回銀メダルの中国を4-2で下した。開幕3連勝で勝ち点を9とし、1試合を残して準決勝進出を確定させた。及川栞(オランダ・HCオレンジレッド、不来方高-天理大)は先発出場し、1得点を挙げた。陸上男子マラソンは井上大仁(MHPS)が1986年ソウル大会の中山竹通以来の日本勢優勝を果たした。空手は形の女子で清水希容(ミキハウス)が2連覇した。自転車男子BMXの長迫吉拓(MXインターナショナル)がこの種目の日本選手で初優勝した。サッカー女子の日本は準々決勝で北朝鮮に2-1で勝ち、準決勝で韓国と戦う。

痛恨落下も薄氷通過

 女子複合の伊藤ふたば(TEAM au、盛岡中央高1年)はリードで4位と健闘し、予選通過最後の6番目のいすに滑り込んだ。薄氷を踏むような決勝進出に「危なかった。(結果が出るまでは)順位が落ちないよう祈るだけだった」とほっとした表情を浮かべた。

 複合3種目中、スピードとボルダリングを終えて10位。6人で争う決勝に進むには、最終種目のリードで上位に入るしかなかった。「今日駄目なら落選。全てを出し切ろう」と強い気持ちで臨んだ。

 (村上)