熊本市民病院、心臓の専門科の存続を 母親グループ署名活動

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熊本市民病院の小児循環器内科の存続を求め、署名活動する母親ら=熊本市南区

 子どもの心臓疾患を治療する小児循環器内科を小児科へ統合する熊本市民病院(東区)の再建計画に対し、見直しを求める母親グループが25日、熊本市南区の商業施設「ゆめタウンはません」で署名活動をした。

 同病院は子どもの心臓手術ができ、術後の治療も一貫してできる県内唯一の施設。しかし一昨年4月の熊本地震で被災し、診療体制が大幅に縮小。来年秋の移転に向け再建中で、計画では現在の34科を28科に減らす。

 グループは重い心臓疾患がある子どもの親でつくる「熊本の小児循環器医療の発展を願う会」(向井美奈子代表)。この日は会員と家族ら約10人が、小児循環器内科を存続させるよう訴え、買い物客に署名を呼び掛けた。

 向井代表(32)=北区=は「(同科には)1600人の患者がいる。子どもに優しい病院であるためにも単独で存続を」と訴えた。グループは署名を10月にも大西一史市長あてに提出する。(林田賢一郎)

(2018年8月26日付 熊本日日新聞朝刊掲載)