いよいよ開幕を迎えた2018-19シーズンのブンデスリーガ。
ここでは、『squawka』による「今季注目すべきヤングスターたち」を見てみよう。
FWパウリーニョ(レヴァークーゼン/18歳/ブラジル)
この夏、生まれ育ったヴァスコからブンデスに参戦したパウリーニョ。
レアル・マドリー入りしたブラジルの至宝ヴィニシウス・ジュニオールと同じように将来を嘱望されている。
多機能的なフォワードであり、前線ならどこでもプレー可能。最も得意なのは左ウィングで、カットインから利き足の右で狙う。
本名は、Paulo Henrique Sampaio Filho(パウロ・エンヒキ・サンパイオ・フィリョ)。
FWジェイドン・サンチョ(ドルトムント/18歳/イングランド)
昨夏マンチェスター・シティからドルトムントへ移籍した際には疑問の声もあったが、いい決断だったと証明された。
昨季ブンデスでの出場数は13だったが、半分以上がスタメン出場。
そのパフォーマンスの質からすれば、ルシアン・ファヴレ新監督のもとでは主力になることが期待されている。
MFミカエル・キュイザンス(ボルシアMG/19歳/フランス)
フランスにまたも現われた新星。昨夏、育ったナンシーを離れてブンデスにやってきたMFだ。
スキルフルなセンターハーフだが、必要とあればアンカーとしてもプレーする。今季はフランス代表入りも狙えるか。
MFカイ・ハヴァーツ(レヴァークーゼン/19歳/ドイツ)
今年初旬、彼はブンデスリーガ史上最年少で50試合出場を達成した。
もう長いことプレーしてきたように思えるが、この天才レフティは6月に19歳になったばかりだ。
すでに多くのメガクラブが関心を寄せており、レヴァークーゼンでのラストシーズンになる可能性も。
DFダヨ・ウパメカノ(RBライプツィヒ/19歳/フランス)
才能ある若きフランス人CBの層の厚さには驚くばかりだ。
RBライプツィヒで3年目を迎えるウパメカノもそのひとりになりうる。
昨季は28試合に出場し、その地位を確立。今季はラルフ・ラングニック監督のチームでさらに重要な役割を担おうとしている。
MFボテ・“リードレ”・バクー(マインツ/20歳/ドイツ)
コンゴ民主共和国にもルーツを持つが、彼はマインツで生まれ育った選手だ。
昨季はそのポテンシャルの片りんを見せつけた。デビュー戦でいきなりゴールを決めたのだ。
センターハーフを主戦場としており、“効く”選手でもある。今季は大きなことが期待される。
DFアーロン・マルティン(マインツ/21歳/スペイン)
エスパニョールからやってきた左サイドバックで、過去2シーズンはリーガで62試合に出場。
スペインではマルセロに匹敵するクロス能力を持つとして、最も有望な若手なひとりとして評価されていた。
その彼をマインツが獲得したことは驚きだったかもしれない。チャンスメイク力を維持もしくは改善できれば、すぐによりビッグな移籍をするかも…。
FWルカ・ヨヴィッチ(フランクフルト/20歳/セルビア)
昨季、ベンフィカからの2年間ローンで加わったパワフルなセンターフォワード。
ブンデス1年目は22試合で8ゴールを叩き出した。フランクフルトの前線を牽引するこの若き狙撃兵は成長に対してハングリーなことは間違いない。
FWマーコ・リヒター(アウクスブルク/20歳/ドイツ)
デビューシーズンだった昨季はブンデス12試合で1ゴールを記録。
1トップでもプレーできるが、下がり目のFWのほうがより快適にプレーできるはず。そこでなら攻守にリンクできる。
DFオイス・フェリックス・ウデュオカイ(ヴォルフスブルク/20歳/ドイツ)
ナイジェリアにもルーツを持つ大型DF。
昨季はレギュラーの座を射止めたが、1月に膝を負傷して離脱を余儀なくされる期間も。
ゲームを読むインテリジェンスを持つ才能あるセンターバックであり、夏にはアーセナルとも噂になった。残留の知らせにヴォルフスブルクのサポーターは安堵したことだろう。