北陸から東北では停滞する前線に注意

25日午前3時、台風19号が温帯低気圧に変わったことにより、7月17日以来約39日ぶりに台風のない状態となりました。

台風がなくなってホッとしたのも束の間、今度は北陸から東北地方にかけて前線が停滞する予想となっています。
27日は、北日本ではこの前線の影響で曇りや雨となり、中でも北陸から東北南部では大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
一方、西~東日本では晴れて厳しい暑さが続く予想で、これまでと同様に熱中症への厳重な警戒が必要です。

今後は残暑と台風に加え、停滞する前線にも気をつけなければなりません。しかしそれは、季節が進んでいる証拠でもあるのです。

気象予報士・原田 雅成

画像について:週間予報(8月26日~9月2日)

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