上方落語家の「彦八まつり」、アルミネが協賛

 落語家によるお祭り「第28回彦八まつり」が9月1~2日の両日、大阪市天王寺区生玉町の生國魂(いくたま)神社で開催される。独立系のアルミ素材メーカー、アルミネ(大阪・東京両本社、社長・竹内猛氏)は毎年、彦八まつりに樽酒などを提供、協力企業となっている。

 竹内社長は「彦八まつりは上方落語の始祖・米澤彦八を顕彰し、上方落語協会の主催で行われる。上方の落語家が一堂に会し、熱心な落語ファンが約2万人来場する。大阪らしいお祭りであり、その熱気を多くの方々に感じてほしいと思いスポンサーを続けている」と話す。2日の鏡開きには竹内社長も登壇する予定。

 彦八まつりは1日に「奉納落語会、ボンボンVSコセガレ大集合」や「四代目桂春団治襲名落語会」などが、2日には「はり重杯、噺家のど自慢大会」や「奉納落語会」などが行われる。「生玉の富抽選会」と「落語家バンドステージ」は両日開催の予定。

 アルミネと生國魂神社との関係は密接。生国魂神社内にある金属業界全体の守護神・鞴(ふいご)神社では、毎年11月上旬に例祭「鞴祭り」が行われる。生国魂鞴講(関西地区の金属関連企業10数社で組織)講元の竹内正明アルミネ会長は例年、金属業界の繁盛と火の用心を祈願し玉串を奉納している。

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