チャップマン2本塁打 アスレチックスが4連戦勝ち越し

【アスレチックス6-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

アスレチックスは初回にマット・チャップマンの19号ソロで先制すると、1対1の同点で迎えた5回表にはジェッド・ラウリーのタイムリー二塁打で2点を勝ち越し。その後はスティーブン・ピスコッティの18号ソロ、チャップマンの20号ソロ、ラウリーの21号ソロと一発攻勢でツインズを突き放し、敵地でのツインズ4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終えた。ツインズは先発のホゼ・ベリオスが5回8安打3失点と粘れず、2番手のマット・マギルは3本塁打を浴びて3失点。打線もアスレチックス投手陣の前にタイラー・オースティンのソロ本塁打2本のみに封じられた。

チャップマンの活躍もあり5カード連続の勝ち越しを決めたアスレチックスは、良い流れでアストロズとの首位攻防3連戦に臨むことになった。メジャー最高級の三塁守備で注目を集めているチャップマンは、後半戦に入って打率.348、10本塁打と絶好調。特に8月に入ってからはすでに7本塁打を放っており、守備のみならず打撃でもチームに不可欠な存在となっている。ボブ・メルビン監督は「今の彼は打つべきボールを見極めることができている」とチャップマンの好調の要因を分析。「調子の良い打者というのは、好球をしっかり打つことができているんだ」と指揮官が語ったように、好球必打がチャップマンの好調を支えているようだ。

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