「オムライスかあちゃん」 大津町の絵本作家、家族一丸のデビュー作出版

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絵本「オムライスかあちゃん」を描いた杉原ヤスさん(中央)と子どもたち=大津町

 大津町の絵本作家、杉原ヤス(本名・絵美)さん(36)の絵本「オムライスかあちゃん」が、オムライスを題材にした絵本コンクールで最優秀賞に輝いた。4児の母でもある杉原さんが家族の幸せな日常を描いたデビュー作。絵本は出版され、全国の書店に並んでいる。

 コンクールは、オムライスを名物として売り出している高知県日高村主催。

 「オムライス-」は、少年しげお君が小言の多い母親に優しくなってもらうため、完成させると願いがかなうというオムライス作りに奮闘するストーリー。

 「コミカルな絵と驚きの展開で、読み手を楽しませる」と評価され、全国から寄せられた238作品の頂点に立った。

 元書店員の杉原さん。絵本作家への憧れは幼い頃から抱いていたが、絵本作りは昨年、独学で始めたばかり。制作中、4人の子どもたちに読んでもらい、笑ってくれなかったり、難しそうな顔をしたりした部分は描き直し。さらに長男の健悟君(8)のアイデアを一部取り入れるなど、家族一丸で作り上げた。

 「わが家の“リアル”が詰め込まれている。親目線でも、子ども目線でも楽しんでほしい」と杉原さん。

 リーブル出版、A4変形判、32ページ。1000円(税別)。(丁将広)