マーフィー加入後無敗のカブスが快勝 4連戦スイープ

【レッズ0-9カブス】@リグリー・フィールド

4連勝中のカブスは初回に3点を先制するなど試合序盤から打線が繋がり、デービッド・ボーティの6号2ランやカイル・シュワーバーの24号2ランも飛び出して13安打9得点。投げては先発のカイル・ヘンドリックスが7回2安打無失点という見事なピッチングを見せ、レッズ4連戦のスイープを完遂した。初回にタイムリー三塁打を放ったジェイソン・ヘイワードは、5回裏にもタイムリーを放ち、4安打2打点の活躍。6号2ランを放ったボーティも2安打3打点でチームに貢献した。カブスが本拠地リグリー・フィールドでのレッズ4連戦をスイープするのは1945年以来73年ぶり。5連勝となり、貯金は今季最多の23に増えた。

地区3連覇、そして2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すカブスの勢いを加速させたのが、ナショナルズからトレードで加入したダニエル・マーフィーの存在だ。マーフィーが「1番・二塁」としてラインナップに加わった日本時間8月23日のタイガース戦以降、カブスは5試合すべてに勝利。マーフィー自身も5試合で打率.391(23打数9安打)、2本塁打、OPS1.112という素晴らしい成績を残している。「彼の活躍がチームに伝染しているんだよ」とマーフィー加入の好影響について語ったのは故障離脱中のクリス・ブライアントに代わる正三塁手として奮闘中のボーティ。「彼は真のプロだ。今はチーム一丸となって同じ目標に向かうことができているよ」とマーフィーの存在の大きさを口にした。

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