大谷派別院の職員、2500万円横領 北海道で会計担当

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 真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)の旭川別院(北海道旭川市)に勤務していた40代の職員がパソコンの会計ソフトを不正に操作し、約2500万円を横領していたことが27日分かった。職員は「遊興費に使った」と認めているという。同派は北海道警に相談しており、近く刑事告訴する意向だ。

 同派によると職員は2015年に別院に会計担当として採用された。16年夏ごろから会計ソフトを悪用し、実在しない金融機関の口座に預けているように装っていた。今年6月の会計監査で口座が架空であると発覚し横領が分かった。職員は「できる限り返す」との意思を示しているが、具体的な弁済方法は明らかにしていないという。同派は職員を出勤停止にしており、今後解雇する方針。

 同派は「別院のお金は門徒からの浄財だ。二度と同じようなことが起こらないよう再発防止策を検討したい」としている。