W杯ベルギー戦でゴールした代表“10番”、育ったクラブを救うために寄付

かつてアレックス・ソングやフロリアン・トヴァンらも所属したSCバスティア。1905年にコルシカ島で設立された歴史あるクラブだ。

2016-17シーズンまではリーグアンにいたが、昨年夏に財政難から5部降格を言い渡されてしまった。

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そんななか、バスティア出身であるチュニジア代表MFワフビ・ハズリから資金援助があったことをクラブが公表した。

今夏のワールドカップでは10番を背負い、ベルギー戦を含めて2ゴールを決めたハズリ。

彼はコルシカ島の生まれで、バスティアでキャリアをスタートさせた選手だ。

U-21フランス代表に選ばれたこともあったが、その後チュニジア代表に鞍替えしている。

バスティアではユース時代を含めると計10年間プレーし、3部~1部までの戦いをクラブとともに経験した。そんな自らを育ててクラブを助けるために資金を援助したというわけ。

そのハズリは今季からサンテティエンヌに移籍し、背番号10を託されている。

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開幕戦で早速ゴールを決めており、第3節モンペリエ戦ではこんな惜しいシュートも!

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