JFEスチール知多製造所(所長・三宅亮一常務執行役員)は27日、所員の子どもたちを対象にした会社見学会「職場探検隊2018」を開催。当日は25人の子どもが参加し、所長室探検やものづくり教室などを楽しんだほか小径シームレス管工場を見学した。
今回の見学会は同製造所が推進する働きがいのある職場づくりなど「ワークスタイル変革」の一環として初めて催した。子どもたちに、親が働く会社への理解を深めてもらうことで家族とのコミュニケーションの機会の増加や、所員のモチベーションアップが狙い。
参加した子どもたちは、工場概要の説明を受けた後所長室を訪れ、三宅所長から「夏休みの思い出は」などの質問に答えるなどコミュニケーションを深めた。減摩合金を使用した鋳物づくりで、モノづくりの楽しさに触れたほか、社員との名刺交換をするクイズラリーで職場を探検した。
挨拶に立った三宅所長は「私たちの仕事は、世界中の人に喜んでもらえる仕事をしている。会社もお父さん、お母さんに感謝している。自宅に戻ったら『いつも働いてくれてありがとう』と伝えてほしい」と子どもたちに〝宿題〟を出した。