第22週のMVPはリゾーと7試合連続本塁打のモラレス

日本時間8月21日、2018年レギュラーシーズン第22週(現地時間8月20日~8月26日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはケンドリズ・モラレス(ブルージェイズ)、ナショナル・リーグはアンソニー・リゾー(カブス)が選出された。

モラレスは期間中の全6試合で本塁打を放つなど、打率.478(23打数11安打)、7本塁打、12打点、OPS1.891という素晴らしい成績を残し、ロイヤルズ時代の2016年9月以来自身5度目となる週間MVPに選出された。前週の最終試合で本塁打を放ったモラレスは、第22週の全6試合でも本塁打を放ち(日本時間8月21日のオリオールズ戦では2本塁打)、週間7本塁打の大活躍。メジャー記録にあと1と迫る7試合連続本塁打を達成した。この活躍により今季の本塁打数は21本となり、4年連続7度目となるシーズン20本塁打をクリア。この調子が続けば2年ぶり3度目となるシーズン30本塁打にも手が届きそうだ。

一方のリゾーは打率.429(21打数9安打)、3本塁打、6打点、OPS1.500の好成績をマークし、昨年8月以来自身3度目の週間MVP受賞となった。昨季まで4年連続30本塁打&3年連続100打点をクリアしているリゾーだが、今季は5月上旬まで打率1割台に低迷するなどやや低調。それでも8月に入って打率.325と調子を上げ、打率に関しては例年並みの水準まで戻してきた。現時点では26本塁打&105打点ペースとなっており、4年連続100打点はともかく、5年連続30本塁打は達成が難しそうな情勢だが、8月の好調を今後も維持することができれば、決して達成不可能な数字ではない。地区3連覇に突き進むチームの主砲としての活躍に期待したい。

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