「金密輸」で8億円を追徴

大阪のグループ申告漏れ

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 大阪市中央区の貴金属輸入販売会社「ロコ」と同社社長ら10人のグループが金を密輸したとして、大阪国税局が税務調査に基づき、2016年までの6年間で、香港の業者から得た手数料計約10億円の申告漏れのほか、消費税計約4億円を免れたと指摘していたことが28日、分かった。無申告加算税を含む追徴税額は約8億5千万円に上る。

 金密輸グループへの多額の追徴課税が明らかになるのは珍しい。

 関係者によると、グループは約10年前から、関西空港経由で香港の業者から金を化粧品などと装い密輸。国内買い取り業者に販売して得た代金を香港の業者に渡し、見返りとして手数料を受け取っていた。