宇大のパーソナルモビリティ 連携し外装など試作へ

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外装やキャスターの試作が進められる2号機と企業や自治体などの関係者ら=27日午後、宇都宮市

 本県ロボット産業の振興を図るとちぎロボットフォーラムは27日、宇都宮市の宇都宮大ロボティクス・工農技術研究所REALで、人を乗せて移動するロボット「パーソナルモビリティロボット」の研究事業に関する本年度最初の研究ミーティングを開いた。

 会員企業や県などの関係者が参加し、宇大で開発中の同ロボットの外装などの設計、試作を本年度連携して進めていくことを確認した。県が100万円を上限に材料費などを負担する。

 試作を進めるのは、宇大の尾崎功一(おざきこういち)教授の研究室が開発した「NENA(ニーナ)」の2号機。人が座って手動操縦で走らせたり、自律走行したりするロボットで、観光地などでの導入を検討している。

 2号機を手掛ける宇大大学院工学研究科の星野智史(ほしのさとし)准教授によると、協力を求める課題は見た目の良さに必要な「外装のデザイン、製作」と、走行性を高める「新たなキャスター機構の設計」。協力企業を9月から募って試作を進め、来年7月に県庁での走行を目指す。

 星野准教授は「ロボットを実際に走らせるための特区を県内につくりたい。自治体などに協力をお願いしたい」と話した。