カブスがシンダーガードを攻略 逆転勝利で首位固め

【メッツ4-7カブス】@リグリー・フィールド

ナ・リーグ中部地区の首位を走るカブスは、先発のジョン・レスターが2回までに3点を失ったものの、メッツ先発のノア・シンダーガードから4点を奪い、7対4で逆転勝利。2位とのゲーム差を今季最大タイの4.5に広げた。1対3と2点ビハインドで迎えた3回裏、カブスはシンダーガードの暴投で1点差に迫り、レスターがレフトへの2点タイムリーを放って逆転に成功。同点に追い付かれた直後の7回裏にはベン・ゾブリストのタイムリー二塁打などで2点を奪い、8回裏にはアンソニー・リゾーに22号ソロが飛び出した。カブスはこれで6連勝。一方のメッツはシンダーガードが踏ん張れず、2連敗となった。

逆転勝利を収めたカブスのなかでは主砲・リゾーの活躍が目立った。1点を先制された直後の1回裏に同点タイムリー二塁打を放ったリゾーは、7回裏にもレフト線への二塁打(ファウルと判定された打球がチャレンジの末、二塁打に)を放ち、カブスでの通算1000安打を達成。8回裏には貴重な追加点となる22号ソロを放ち、3安打2打点の活躍で打線を牽引した。2000年以降、カブスで1000安打を放った選手はアラミス・ラミレス、デレク・リーに続いてリゾーが3人目。週間MVPに選出されたばかりの主砲は、直近8試合で打率.448と好調を維持しており、前半戦終了時に.246だった打率は.276、.748だったOPSは.850へと急上昇している。

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