山形、検体取り違えで乳房切除

40代女性、県病院で80代と

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 山形県立中央病院(山形市)で、良性腫瘍を検体の取り違えで乳がんと誤診され、乳房を切除されたとして、同県酒田市の40代の女性が28日までに、県に約1500万円の損害賠償を求める訴えを山形地裁に起こした。

 訴状によると、女性は2016年6月、右の乳房にしこりを感じ、同病院を受診した。乳がんと診断され、同8月に乳房の一部を切除。しかし手術後、病院が同時期に検査をした80代の女性と検体を取り違えており、実際は良性の腫瘍だったことが判明した。

 女性は右肩の痛みが残ったほか、乳房の機能や胸の美しさを失い、精神的苦痛を負ったと主張している。