ストラットン快投&ダガー決勝弾 ジャイアンツ接戦制す

【ダイヤモンドバックス0-2ジャイアンツ】@AT&Tパーク

ジャイアンツは2回裏にスティーブン・ダガーがダイヤモンドバックス先発のパトリック・コービンから2号2ランを放って先制すると、先発のクリス・ストラットンは8回5安打無失点の快投を披露。最終回はトニー・ワトソンとハンター・ストリックランドの継投で無失点に抑え、2対0で逃げ切った。素晴らしいピッチングを見せたストラットンは今季9勝目(7敗)をマーク。ダイヤモンドバックスは1番打者のジョン・ジェイが三塁打1本を含む3安打の活躍を見せたものの得点には繋がらず、7回9奪三振2失点と好投したコービンを見殺しにしてしまった。

ポストシーズン進出へわずかな望みを繋ぐジャイアンツが、首位ダイヤモンドバックスとの3連戦に先勝。連勝を3に伸ばし、首位とのゲーム差を7に縮めた。117球の熱投で8回無失点という自己最高のピッチングを展開したストラットンについて、ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は「初回にいきなり連打を浴びたあとも落ち着いていた。狙ったところにボールを投げ、変化球も良かった。速球のコントロールは抜群だったし、変化球は右打者にも左打者にも有効だった」と称賛。何度かチャンスを作ったものの、ストラットンのピッチングが上回った。また、前日の試合で決勝タイムリー三塁打を放った新人・ダガーは、この試合でも唯一の得点となる2号決勝2ラン。直近8試合では打率.379(29打数11安打)と見事な活躍を見せている。

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