広島マジック「21」、DeNAはソト2発で最下位脱出…セ28日はどうなった

広島・緒方監督【写真:荒川祐史】

ヤクルト小川は7回無失点の快投、巨人は内海が炎上で敗戦

 プロ野球は28日に6試合が行われ、セ・リーグは順位の入れ替わりがあった。

 DeNAと中日の下位2チームが対戦し、DeNAが5-3で勝利。中日が最下位に転落した。DeNAはソトが2本塁打で3打点。同点の7回には嶺井が勝ち越しソロを放った。3番手の石田が2回無安打4Kの快投で3勝目。山崎が27セーブ目を挙げた。中日はガルシアが7回3失点の粘投も黒星。9回には平田の適時打で2点差に迫ったが、及ばなかった。

 2位ヤクルトは1-0の“スミ1”で阪神を下した。初回に山田哲の適時二塁打で先制。その後は散発4安打に終わったものの、先発の小川が7回4安打8奪三振と快投した。8回は近藤、9回は石山とつないで完封リレー。小川は6勝目を挙げた。阪神は岩貞が7回5安打1失点と好投も打線が援護できなかった。

 首位広島は巨人に10-5で勝利。初回に丸の適時打、鈴木の2ランで3点を先制すると、3回には野間、菊池、丸の3連続タイムリーなどで内海をKOし、一挙5点を奪った。10-1と9点リードで迎えた9回に今村が1死も奪えずに4失点も、最後はフランスアを投入して逃げ切り。2位ヤクルトが勝ったため、マジックは1つだけ減って「21」となった。

【26日終了時点】
1広島 65勝44敗2分 M22
2ヤクルト 54勝55敗1分 11.0
3巨人 57勝59敗2分 0.5
4阪神 50勝56敗1分 2.0
5中日 52勝63敗1分 2.5
6DeNA 49勝61敗2分 0.5

【28日終了時点】
→1広島 66勝44敗2分 M21
→2ヤクルト 55勝55敗1分 11.0
→3巨人 57勝60敗2分 1.5
→4阪神 50勝57敗1分 2.0
↑5DeNA 50勝61敗2分 2.0
↓6中日 52勝64敗1分 0.5(Full-Count編集部)

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