【MLB】大谷翔平の「15発&4勝」は史上3人目 日本人1年目の最多本塁打更新も視野

15号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

豪快15号3ランでジミー・ライアン&ベーブ・ルース以来の“偉業”

 エンゼルス大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのロッキーズ戦に「4番・DH」で出場し、5打数2安打3打点2得点と活躍して10-7での勝利に貢献した。第2打席では左中間に豪快な15号3ラン。二刀流右腕は投手としてすでに4勝を挙げ、打者としては15本塁打を放っている。この豪快な一発で1919年のベーブ・ルース以来、メジャー史上3人目の大記録を達成したとエンゼルスが発表している。

 大谷がまたしてもメジャー史にその名を刻んだ。2試合ぶりの圧巻の3ラン。エンゼルスのマット・バーチ広報担当は、1シーズン「4勝&15本塁打」がメジャー史上3人目の記録だったことをツイッターで紹介した。1888年のホワイトストッキング(カブスの前身)時代のジミー・ライアン、1919年のレッドソックス時代のベーブ・ルースに続く偉業だった。

 一方、MLB公式ツイッター「MLBスタッツ・オブ・ザ・デー」では、1シーズンでの15本塁打、3試合登板という記録について紹介。これは、ライアン、ルース、そして、今シーズン大差の試合で3回登板して防御率0.00と投手顔負けの力投を見せているマット・デビッドソン内野手(ホワイトソックス)とともに、メジャー4人目の“偉業”となったとレポートしている。

 日本人メジャーリーガーの1年目の本塁打記録でも大谷は3位タイに。2006年の城島健司氏(マリナーズ)の18本がこれまでの最多で、2位が03年の松井秀喜氏(ヤンキース)の16本。ロッテの井口資仁監督は05年にホワイトソックスで15本を放っているが、これに並んだ。

 投手としても復帰間近の大谷。二刀流としてメジャー1年目に最終的にどんな記録を打ち立てるのか、期待は膨らむ。(Full-Count編集部)

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