アルピーヌ、新型スポーツ『A110』の2グレード“ピュア”“レネージ”を9月21日発表へ

 8月28日、アルピーヌ・ジャポンは2018年6月に限定モデルが発売されている新型『アルピーヌA110』のカタログモデル、“ピュア”“リネージ”の2グレードを9月21日に発表する。

 フランスの自動車メーカーであるアルピーヌは1959年に設立され、1960~70年代にかけて発売されたA110など、数多くの名車を送り出してきたことはもちろん、ラリー、さらに1978年にはジャン-ピエール・ジョッソー/ディディエ・ピローニ組ルノー・アルピーヌA442Bがル・マン24時間で優勝を飾るなど、モータースポーツ界でも多くの伝説を誇る。

 そんなアルピーヌは2017年、ルノー・スポールとのコラボレーションのもと、かつての名車の名を継ぐ新型ミッドシップスポーツ『A110』の復活をアナウンス。今年6月には日本への導入が決定し、販売記念限定車『アルピーヌA110 プルミエール・エディション』が50台限定で発売された。

 今回、カタログモデルとしての登場が明らかにされた“ピュア”と“リネージ”については価格や発売日といった情報は明かされなかったが、各モデルの車両重量、主要装備、カラーバリエーションといった概要の一部が発表されている。

新型アルピーヌA110
新型アルピーヌA110

 アルピーヌA110 ピュアおよび同リネージの車両概要は以下のとおりだ。

■アルピーヌA110 ピュア

●主要装備:
・FUCHS製18インチ鍛造アロイホイール(シルバー)
・前後アルミ製ハブ/鋳鉄製320mmベンチレーテッドディスク
・スポーツエキゾースト
・パーキングセンサー(フロント/リヤ)+リヤカメラ
・Sabelt製軽量モノコックバケットシート(レザー/マイクロファイバー)
●ボディカラー:
・ブルーアルピーヌM
・ブランイリゼM
・ブラングラシエ

■アルピーヌA110 リネージ

●主要装備:
・18インチアロイホイール(ブラック)
・前後アルミ製ハブ/鋳鉄製320mmベンチレーテッドディスク
・スポーツエキゾースト
・パーキングセンサー(フロント/リヤ)+リヤカメラ
・Sabelt製スポーツシート(ブラウンレザー)
●ボディカラー:
・ブルーアルピーヌM
・グリトネールM

■主要諸元

ステアリング:右、左
全長×全幅×全高:4205㎜×1800㎜×1250㎜
ホイールベース:2420㎜
車両重量:1110㎏(ピュア)/1130㎏(リネージ)
エンジン:1798cc ターボチャージャー付筒内直接噴射直列4気筒 DOHC16バルブ
最高出力:185kW(252ps)/6000rpm
最大トルク:320N・m(32.6kgm)/2000rpm
トランスミッション:電子制御7速AT(7DCT)

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