代打・ウォーカーがサヨナラ弾 ヤンキース逆転勝利

【ホワイトソックス4-5xヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

6回表終了時点で4点のビハインドを背負っていたヤンキースが2本の2ランで同点に追い付き、最後は代打ニール・ウォーカーの一発でサヨナラ勝ち。劇的な勝利で首位レッドソックスとの6.5ゲーム差をキープした。ヤンキースは6回裏にミゲル・アンドゥハーの22号2ランで2点差に迫ると、8回裏にはアーロン・ヒックスが22号同点2ラン。そして、9回裏一死からロナルド・トレイエスの代打として登場したウォーカーが初球のフォーシームを右中間スタンドへ叩き込み、試合に決着をつけた。

先発のランス・リンが5回表にアビサイル・ガルシアのタイムリー二塁打でホワイトソックスに先制を許し、6回表には二死一、二塁の場面でリンをリリーフしたジョナサン・ホルダーがヨルマー・サンチェスとニッキー・デルモニコに連続タイムリーを浴びて3失点。ヤンキースは4点のビハインドを背負う苦しい展開となったが、3本のホームランで劇的なサヨナラ勝ちを収めた。なお、ウォーカーが放った一発は今季メジャー全体で80本目のサヨナラ本塁打となり、8月下旬にして早くも歴代最多タイに(2004年に80本)。今後の試合でサヨナラ本塁打が飛び出せば、その瞬間にメジャー新記録が誕生することになる。

© MLB Advanced Media, LP.