マスク氏、「小児性愛者」発言また蒸し返す

イーロン・マスク氏(ロイター=共同)

 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がタイ北部洞窟での少年らの救出活動に加わった英国人潜水士を根拠なく「小児性愛者」と罵倒したものの大株主らの批判を受け、謝罪に追い込まれた問題で、マスク氏は28日、ツイッターで「小児性愛者」との主張を蒸し返す発言を行った。英大衆紙「デーリー・メール」(電子版)などが報じた。 

 小児性愛者発言を批判した米国のITニュースサイト元記者の発言に対し、マスク氏は「彼(潜水士のアンスワース氏)が私を(名誉毀損などで)訴えなかったのはおかしいと思わないか。彼は自由に法的サービスを利用できる立場にあるのに」と指摘した。 

 マスク氏は続けて「そもそも(事実関係を)調べたのか? 答えはノーだと思うけど。どうしてだ」と、元記者の取材が不十分であるかのような主張をした。 

 マスク氏は少年らの救助活動のため提案した潜水装置について、アンスワース氏が「絶対役に立たない。宣伝行為だ」と一蹴したことに反発、同氏について「小児性愛者の男」とツイッターに書き込み、その後、反発を受け削除した。アンスワース氏はマスク氏の発言に「仰天し激怒している」として、同氏を相手取って訴えを起こす可能性を示唆していた。 

 その後、大株主らが「一線を越えた発言だ」と激しく批判し謝罪を要求したほか、一部株主が辞任を求める騒ぎに発展。マスク氏は7月18日、「アンスワース氏と、私が経営する会社に謝罪する。責任は私だけにある」とツイッターに書き込み謝罪した。 

 マスク氏は最近も、将来を見据えた経営判断がしやすくなることなどを理由に、テスラ株非公開化の方針を表明。株価が一時急騰したものの、株主の多くが非公開化を望まなかったことなどを理由に同方針を撤回する騒ぎを起こしていた。 (共同通信=太田清)

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太田清

47NEWS編集長

太田清

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共同通信社入社後、広島支局、大阪社会部、外信部、経済部、ベオグラード支局、モスクワ支局、ローマ支局などを経て2016年より現職。

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