新人右腕・フラハティがまたも好投 カージナルス快勝

【パイレーツ2-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは8月に入ってエース級のピッチングを続けている新人右腕ジャック・フラハティがまたしても見事なピッチングを披露。7回88球を投げてパイレーツ打線をわずか4安打に封じ、奪三振5、無四球、失点1という好投で今季8勝目(6敗)をマークした。フラハティは8月の全5先発で6イニング以上を投げて2失点以下。4勝0敗、防御率1.13、被打率.136、WHIP0.72とエース級の活躍を続けており、8月の月間最優秀新人のみならず、ハイレベルなナ・リーグの新人王争いにも名乗りを上げようとしている。

好投を続ける新人右腕を援護すべく打線も奮起し、カージナルスは初回にホゼ・マルティネスの16号2ランで先制。4回裏には故障離脱中のマーセル・オズーナに代わって4番に入っている新人タイラー・オニールが7号2ランを放ち、リードを4点に広げた。その後、パイレーツに2点差まで追い上げられたものの、8回裏にグレッグ・ガルシアのタイムリーでダメ押し。3点リードの最終回はクローザーのバド・ノリスが3人で抑え、今季28セーブ目をマークした。ジェッド・ジョーコは「彼は次代のアダム・ウェインライトになるチャンスがあると思う」と語り、通算147勝を誇る元エースの名前を挙げて新人右腕の活躍を称えていた。

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