【平成の長崎】生月大橋の橋体完成 三菱長崎造船所 5月初めに架設 平成2(1990)年

 三菱重工長崎造船所が県道路公社から受注、香焼工場100万㌧ドックで製作していた「生月大橋」の橋体ブロック2基が完成、現地架設のため4月27日、ドックを出た。数日間長崎港柳ふ頭に係留する。
 生月大橋は平戸市と北松生月町を結び、全長960㍍。支間長400㍍で三径間連続トラス橋としては世界最長。大型橋では世界で初めて耐候性の強いフッ素樹脂塗装を採用した。
 29日と5月2日に1基ずつ現地に向かい、5月1日と4日に架設する。(平成2年4月28日付長崎新聞より)

三菱重工香焼工場の100万㌧ドックを出る生月大橋の橋体ブロック=西彼香焼町

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