気が抜けない状況に

台風21号は、29日午後3時には「強い」勢力に。今後も発達を続ける予想で、31日(金)には非常に強い台風となる見込み。そして、1日(土)以降は次第に進路を北寄りに変える予想です。週明けには、だいぶ台風の先行きが見えてくると思われますが、そこで大慌てしないように常に最新の情報を入手するようにしたいです。

その前段階、あす30日(木)から31日(金)、さらに1日(土)にかけては、東北の日本海側や北陸地方で大雨のおそれがあります。夏の終盤には決して珍しくない現象とはいえ、激しい雨を降らせる雲が幾度も繰り返し通ることで、北陸地方を中心に総降水量がかなり多くなる可能性があります。

気象予報士・高橋 和也

画像について:29日午後3時の台風21号の位置と5日間進路予想。

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