【女子W杯】切れ味抜群のカーブが凄い!? MLB公式が“注目すべきスター”に谷山を選出

侍ジャパン女子代表・谷山莉奈【写真:荒川祐史】

“注目すべきスター6選手”の1人として選出、カーブに高評価

 米国のフロリダ州で開催されている「第8回 WBSC 女子野球ワールドカップ」。大会6連覇を目指す侍ジャパン女子代表は順当にスーパーラウンドに駒を進めると、28日(日本時間29日)にはスーパーラウンド第1戦で宿敵アメリカに快勝して決勝進出に王手をかけた。

 世界一の座を争う、この「ワールドカップ」にMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」も注目。スーパーラウンドに進出した6か国から“注目すべきスター6選手”を選出し、侍ジャパン女子代表からは谷山莉奈投手(埼玉アストライア)が選ばれた。

 侍ジャパン女子代表は、出場国で唯一無敗でオープニングラウンドを突破。谷山は初戦のドミニカ戦で6回を投げて3安打9奪三振無失点と好投。第4戦のキューバ戦でもリリーフで登板し好投した。

 日本のエースは3大会連続MVPを狙う右腕・里綾実だが、「Cut4」は「日本のエースはドミニカ共和国戦で6イニング無失点、9奪三振と圧倒し、キューバ戦では2イニング無安打に抑えてセーブを挙げた」と谷山の働きぶりを紹介し、右腕の投じるカーブを高く評価した。「Cut4」は公式ツイッターで谷山がカーブを投じる動画も紹介している。

 谷山のほか、アメリカからは強打のミーガン・バルツゼル外野手、カナダはここまで打率.524をマークしているケルシー・ララー外野手、ベネズエラのミグレイリー・アングロ外野手、ドミニカのヤネラ・ゴメス内野手、チャイニーズ・タイペイのシェー・ユーイン内野手が選出。投手として選ばれたのは、谷山ただ1人だった。(Full-Count編集部)

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