国民民主党代表選|津村啓介(つむら けいすけ)氏の推薦人となった10名の経歴・政策は?

8月22日に告示された国民民主党代表選(9月4日投開票)には、玉木雄一郎氏と津村啓介氏が立候補を届け出ました。国民民主党代表選挙の候補者は、「党所属国会議員の15パーセントまたは20人のいずれか少ない数以上かつ25名以内の推薦状」が必要とされており、玉木氏には20名、津村氏には10名の推薦人が集まりました。

津村啓介氏を推薦した10名の国会議員をご紹介します。

小宮山泰子(こみやま やすこ)衆議院議員(比例代表北関東ブロック 当選6回)

小宮山氏は埼玉県の生まれで現在53歳。慶應義塾大学商学部を卒業後、日本電信電話(現NTT)に入社し、その後1992年に衆議院議員秘書となりました。1995年の埼玉県議会議員選挙で初当選、2期を務めたのち2003年の第43回衆院選で初当選し、現在まで6回の当選を重ねています。2012年に民主党を離党後、国民の生活が第一、日本未来の党を経て民主党に復党し、2017年には民進党副幹事長に就任しました。現在は国民民主党副幹事長を務めています。

篠原孝(しのはら たかし)衆議院議員(長野選挙区 当選6回)

篠原氏は長野県の生まれで現在70歳。京都大学法学部を卒業後、1973年に農林省に入省します。米ワシントン大学海洋総合研究所とカンサス州立大学への留学、OECD日本政府代表部(パリ)を経て、1994年に水産庁企画課長、2000年に農林水産政策研究所長に就任。2003年の第43回衆院選で初当選し、現在まで6回の当選を重ねています。2010年から2011年まで農林水産副大臣を務め、2018年には衆議院懲罰委員長に就任しました。

牧義夫(まき よしお)衆議院議員(比例代表東海ブロック 当選6回)

牧氏は愛知県の生まれで現在60歳。上智大学文学部を中退しています。防衛庁広報紙記者、鳩山邦夫衆議院議員秘書、民主党本部職員を経て、2000年の第42回衆院選で初当選し、現在まで6回の当選を重ねています。衆議院厚生労働委員長などを歴任し、2011年には厚生労働副大臣に就任。2012年には民主党を離れ、国民の生活が第一、日本未来の党、生活の党、結いの党を経て2015年に維新の党・国会対策委員長に就任しました。現在は衆議院議院運営委員会理事、国民民主党総務会メンバーなどを務めています。

階猛(しな たけし)衆議院議員(岩手選挙区 当選5回)

階氏は岩手県の生まれで現在51歳。東京大学法学部を卒業後、1991年に日本長期信用銀行に入行。2003年から新生銀行の社内弁護士、法務部次長などを務めました。2007年にみずほ証券へ転職した後、2007年の衆議院議員補欠選挙で初当選し、現在まで5回の当選を重ねています。2009年から2010年には総務大臣政務官に就任。民主党政策調査会副会長、などを歴任し、2017年には民進党政策調査会長に就任しました。現在は国民民主党憲法調査会長を務めています。

後藤祐一(ごとう ゆういち)衆議院議員(比例代表南関東ブロック 当選4回)

後藤氏は神奈川県の生まれで現在49歳。東京大学法学部を卒業後、1992年に通産省に入省しました。スタンフォード大学アジアパシフィックリサーチセンター客員研究員、カナダ政府外務国際貿易省交換職員を経て、2005年に経済産業省を退職。2009年の第45回衆院選で初当選し、現在まで4回の当選を重ねています。衆議院安全保障委員会野党筆頭理事、民進党国対副委員長、民進党青年局長代理などを歴任し、2018年に国民民主党結党に参加しました。現在は国民民主党政務調査会長代理を務めています。

稲富修二(いなとみ しゅうじ)衆議院議員(比例代表九州ブロック 当選2回)

稲富氏は福岡県の生まれで現在47歳。東京大学法学部を卒業後、コロンビア大学公共政策大学院を修了しています。1994年に丸紅株式会社に入社。1996年には松下政経塾に第17期生として入塾しました。2009年の第45回衆院選で初当選し、現在まで2回当選しています。現在は国民民主党税制調査会事務局長、経済財政調査会事務局長などを務めています。

山岡達丸(やまおか たつまる)衆議院議員(比例代表北海道ブロック 当選2回)

山岡氏は東京都の生まれで現在39歳。慶應義塾大学経済学部を卒業後、2004年にNHK職員として勤務します。2009年の第45回衆院選で初当選し、現在まで2回当選しています。現在は衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会理事を務めています。

源馬謙太郎(げんま けんたろう)衆議院議員(比例代表東海ブロック 当選1回)

源馬氏は静岡県の生まれで現在45歳。成蹊大学を卒業後アメリカに留学し、American Universityで修士号を取得。2000年にNGO日本予防外交センターに勤務します。2005年には第26期生として、松下政経塾に入塾。2007年の静岡県議会議員選挙で初当選し、2期を務めました。2017年の第48回衆院選で初当選を果たしました。現在は国民民主党広報局副局長、外交・安全保障調査会副会長兼事務局長などを務めています。

長浜博行(ながはま ひろゆき)参議院議員(千葉選挙区 衆議院当選4回/参議院2回)

長浜氏は東京都の生まれで現在59歳。早稲田大学政治経済学部を卒業。松下政経塾に第2期生として入塾し、細川護熙参議院議員の公設秘書などを経て、1993年の第40回衆院選で初当選し、現在まで4回当選。2007年の第21回参院選で初当選し、現在まで2回当選しています。2009年から2010年まで厚生労働副大臣に就任。民主党財務委員長を経て、2011年から2012年まで内閣官房副長官に就任しました。参議院国家基本政策委員長、民進党副代表などを歴任し、2018年に参議院国土交通委員長に就任しています。

大野元裕(おおの もとひろ)参議院議員(埼玉選挙区 当選2回)

大野氏は埼玉県の生まれで現在54歳。慶應義塾大学法学部を卒業。在ヨルダン日本大使館一等書記官、在シリア日本大使館一等書記官を経て、2001年には株式会社ゼネラルサービス取締役統轄本部長に就任。東京大学教養学部非常勤講師、財団法人中東調査会上席研究員などを歴任し、2005年には株式会社ゼネラルサービス専務取締役に就任しました。その後青山学院大学大学院非常勤講師、財団法人日本エネルギー研究所客員研究員を経て、2010年の第22回参院選で初当選し、現在まで2回当選しています。2012年には防衛大臣政務官、兼内閣府政務官に就任しました。現在は国民民主党副幹事長を務めています。

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