8月22日に告示された国民民主党代表選（9月4日投開票）には、玉木雄一郎氏と津村啓介氏が立候補を届け出ました。国民民主党代表選挙の候補者は、「党所属国会議員の15パーセントまたは20人のいずれか少ない数以上かつ25名以内の推薦状」が必要とされており、玉木氏には20名、津村氏には10名の推薦人が集まりました。
玉木雄一郎氏を推薦した20名の国会議員をご紹介します。
原口一博（はらぐち かずひろ）衆議院議員（佐賀選挙区 当選8回）
原口氏は佐賀県の生まれで現在59歳。東京大学文学部を卒業後、1983年に松下政経塾に入塾しました。佐賀県議会議員を経て、1996年の第41回衆院選で初当選し、現在まで8回の当選を重ねています。1998年の民主党結党に参加し、2009年から2010年まで総務・地域主権推進担当大臣を務めます。衆議院総務委員長、民主党代議士会長などを歴任し、2015年には民主党副代表を再任。2018年には国民民主党代表代行、政治改革・行政改革推進本部長に就任しています。
泉健太（いずみ けんた）衆議院議員（京都選挙区 当選7回）
泉氏は北海道の生まれで現在44歳。立命館大学法学部を卒業後、参議院議員・福山哲郎氏の議員秘書となります。2003年の第43回衆院選で初当選し、現在まで7回の当選を重ねています。2009年から2010年まで内閣府大臣政務官に就任。民主党国対副委員長などを歴任し、2017年には希望の党国対委員長に就任。2018年には国民民主党国対委員長、国民運動局長に就任しています。
平野博文（ひらの ひろふみ）衆議院議員（大阪選挙区 当選7回）
平野氏は和歌山県の生まれで現在69歳。中央大学理工学部を卒業。1976年には松下電器労組支部役員を務めています。1983年に衆議院議員秘書となり、1994年には松下電器労組特別中央執行委員に就任。1996年の第41回衆院選で初当選し、現在まで7回の当選を重ねています。2009年には内閣官房長官に就任。衆議院安全保障委員長、民主党国対委員長を経て、2012年には文部科学大臣に就任しました。2017年には民進党副代表に就任し、2018年から国民民主党総務会長などを務めています。
古本伸一郎（ふるもと しんいちろう）衆議院議員（愛知選挙区 当選6回）
古本氏は香川県の生まれで現在53歳。立命館大学法学部を卒業。1987年にトヨタ自動車に入社後、2003年にトヨタ自動車労働組合顧問に就任しました。2003年の第43回衆院選で初当選し、現在まで6回の当選を重ねています。2009年から2010年まで財務大臣政務官に就任。民主党政策調査会副会長などを歴任し、2013年には民主党組織委員長代理に就任。2018年からは国民民主党税制調査会長、外交・安全保障調査会長代行などを務めています。
小熊慎司（おぐま しんじ）衆議院議員（比例代表東北ブロック 衆議院当選3回/参議院1回）
小熊氏は福島県の生まれで現在50歳。専修大学法学部を卒業後、衆議院議員秘書となりました。その後、福島県会津若松市議会議員、福島県議会議員、を務めたのち、2010年の第22回参院選で初当選。2012年には第46回衆院選で初当選し、現在まで3回の当選を重ねています。現在は国民民主党選対委員長代理、外交・防衛・復興部会長などを務めています。
近藤和也（こんどう かずや）衆議院議員（比例代表北陸信越ブロック 当選2回）
近藤氏は石川県の生まれで現在44歳。1997年に京都大学経済学部を卒業し、野村証券に入社します。2007年には民主党石川県連副代表に就任。2009年の第45回衆院選で初当選し、これまで2回当選しています。現在は国民民主党青年局長を務めています。
白石洋一（しらいし よういち）衆議院議員（愛媛選挙区 当選2回）
白石氏は愛媛県の生まれで現在55歳。東京大学法学部を卒業後、1987年に日本長期信用銀行に入行します。1993年にはカリフォルニア大学バークレー校経営大学院（MBA）を卒業しました。2000年には監査法人KPMGニューヨーク事務所事業アドバイザリー部門ディレクターに、2008年に民主党愛媛県連副代表に就任し、2009年の第45回衆院選で初当選、現在まで2回当選しています。現在は国民民主党社会保障調査会事務局長を務めています。
青山大人（あおやま やまと）衆議院議員（比例代表北関東ブロック 当選1回）
青山氏は茨城県の生まれで現在39歳。慶應義塾大学経済学部を卒業後、衆議院議員秘書となります。2006年の茨城県議会議員選挙で初当選し、2期を務めました。2017年の第48回衆院選で初当選を果たしました。現在は国民民主党広報局副局長、税制調査会事務局次長、エネルギー調査会事務局次長、経済財政調査会幹事を務めています。
浅野哲（あさの さとし）衆議院議員（比例代表北関東ブロック 当選1回）
浅野氏は東京都の生まれで現在35歳。青山学院大学大学院を修了。2015年には日立製作所労働組合特別中央執行委員に就任しました。同年に衆議院議員秘書となり、2017年の第48回衆院選で初当選を果たしました。現在は衆議院経済産業委員会理事を務めています。
西岡秀子（にしおか ひでこ）衆議院議員（長崎選挙区 当選1回）
西岡氏は長崎県の生まれで現在54歳。学習院大学法学部を卒業。参議院議員秘書を経て、2017年の第48回衆院選で初当選を果たしました。現在は国民民主党男女共同参画推進本部事務局次長などを務めています。
森田俊和（もりた としかず）衆議院議員（比例代表北関東ブロック 当選1回）
森田氏は現在43歳。早稲田大学大学院を修了後、2005年に訪問介護ステーションを開設します。2007年の埼玉県議会議員選挙で初当選、2期を務めました。その後2017年の第48回衆院選で初当選を果たしています。現在は国民民主党政務調査会副会長を務めています。
柳田稔（やなぎだ みのる）参議院議員（広島選挙区 衆議院当選2回/参議院4回）
柳田氏は鹿児島県の生まれで現在63歳。東京大学工学部を卒業し神戸製鋼所に入社後、1987年に参議院議員秘書となります。1990年の第39回衆院選で初当選し当選2回、1998年の第18回参院選で初当選し4回の当選を重ねています。参議院当選後は民主党組織委員長、参議院厚生労働委員長などを歴任し、2010年には法務・拉致問題担当大臣に就任しました。現在は国民民主党両院議員総会長を務めています。
桜井充（さくらい みつる）参議院議員（宮城選挙区 当選4回）
桜井氏は宮城県の生まれで現在62歳。東京医科歯科大学医学部を卒業後、東北大学大学院医学研究科博士課程を修了しました。東北大学病院などで勤務した後、現在も仙塩総合病院（心療内科）で診療しています。聖和学園短期大学客員教授を務めています。2004年の第20回参院選で初当選し、現在まで4回の当選を重ねています。財務副大臣、厚生労働副大臣、民主党政策調査会長、参議院東日本大震災復興及び原子力問題特別委員長などを歴任し、現在は国民民主党組織委員長を務めています。
大塚耕平（おおつか こうへい）参議院議員（愛知選挙区 当選3回）
大塚氏は愛知県の生まれで現在58歳。早稲田大学大学院を修了。1983年に日本銀行に入行し、2000年には日銀政策委員会室国会渉外課調査役を務めました。2001年の第19回参院選で初当選し、現在まで3回の当選を重ねています。2009年から2010年まで内閣府副大臣に就任。その後民主党広報委員長を経て、2011年には厚生労働副大臣に就任します。民主党政策調査会長代理を務め、2017年には民進党代表に就任。2018年には国民民主党共同代表に就任しました。
榛葉賀津也（しんば かづや）参議院議員（静岡選挙区 当選3回）
榛葉氏は静岡県の生まれで現在51歳。オハイオ州オタバイン大学政治学部・国際問題研究学部を卒業。1994年に静岡県菊川町議会議員選挙で初当選します。会社役員を経て、2001年の第19回参院選で初当選し、現在まで3回当選しています。2009年から2010年まで防衛副大臣に就任。2012年には外務副大臣に就任しました。その後2016年には民進党参院国会対策委員長に、2017年には参議院内閣委員長に就任しています。現在は国民民主党参議院幹事長を務めています。
川合孝典（かわい たかのり）参議院議員（全国比例区 当選2回）
川合氏は京都府の生まれで現在54歳。立命館大学法学部を卒業後、帝人に入社しました。2005年にはUIゼンセン同盟政治委員会事務局長に就任。2007年の第21回衆院選で初当選し、現在まで2回当選しています。2013年にはUAゼンセン政治顧問に就任しました。現在は国民民主党選挙対策委員長代理を務めています。
礒﨑哲史（いそざき てつじ）参議院議員（全国比例区 当選1回）
磯崎氏は東京都の生まれで現在49歳。東京電機大学工学部機械工学科を卒業後、日産自動車に入社しました。その後、日産労連/日産労組の副中央執行委員長などを経て、2012年には自動車総連特別中央執行委員、日産労連特別中央執行委員に就任します。2013年の第23回参院選で初当選を果たしました。現在は参議院国会対策委員会委員長代理を務めています。
伊藤孝恵（いとう たかえ）参議院議員（愛知選挙区 当選1回）
伊藤氏は岐阜県の生まれで現在43歳。金城学院大学文学部を卒業後、テレビ大阪に入社しました。その後、資生堂、リクルートコミュニケーションズ、金城学院大学非常勤講師を経て、2016年の第24回参院選で初当選を果たしました。現在は国民民主党政務調査会副会長などを務めています。
浜野喜史（はまの よしふみ）参議院議員（全国比例区 当選1回）
浜野氏は兵庫県の生まれで現在57歳。神戸大学経済学部を卒業後、関西電力に入社しました。1997年には関西電力労働組合本部書記長、2005年には全国電力関係産業労働組合総連合会長代理に就任。2013年の第23回参院選で初当選を果たし、現在は参議院経済産業委員長を務めています。
矢田稚子（やた わかこ）参議院議員（全国比例区 当選1回）
矢田氏は大阪府の生まれで現在52歳。大阪府立寝屋川高等学校を卒業後、1984年に松下電器産業に入社しました。松下電器労働組合連合会中央執行委員、関西生産性本部労働政策委員などを歴任し、2014年にパナソニックグループ労働組合連合会副中央執行委員長に就任しました。2016年の第24回参院選で初当選を果たし、現在は国民民主党広報局副局長などを務めています。
