アメリカの英雄デンプシー、35歳で現役引退!代表141試合出場

アメリカ・メジャーリーグサッカーのシアトル・サウンダーズは、「元アメリカ代表FWクリント・デンプシーが現役を引退する」と公式発表した。

クリント・デンプシーは1983年生まれの35歳。ニューイングランド・レヴォリューションでプロデビューし、2007年にはイングランドのフラムに移籍したことで知られるアタッカーだ。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

その後トッテナム・ホットスパーで1シーズンプレーした後、アメリカに戻ってシアトル・サウンダーズに加入。一度フラムに短期間復帰したが、メジャーリーグサッカーを支えるスター選手として活躍を続けた。

シアトルでは2013~2018年までの間に57ゴールを決めており、クラブは引退に合わせてその全てを動画にまとめている。

アメリカ代表には2004年から昨年まで招集されており、重ねた出場記録は141試合。ゴール数も57で、ランドン・ドノヴァンと並んで同代表の最多得点記録を保持している。

2006年にはミュージシャンとして「DON'T TREAD」という曲もリリースしており、一人のサッカー選手にとどまらない影響力を持っていた。

なお、デンプシーの引退セレモニーは9月1日のスポーティング・カンザスシティ戦開始前に行われる予定となっている。

© 株式会社ファッションニュース通信社