広島マジック20、巨人3連敗、DeNAは再び最下位転落…セ29日はどうなった

DeNA・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

広島は延長10回に田中が押し出し四球で決勝点、中日は最下位脱出

 プロ野球は29日に5試合が行われ、セ・リーグは順位の入れ替わりがあった。首位広島は巨人との延長10回の熱戦を制し、5-4で勝利。6回に新井が逆転の4号3ランも、その裏に九里が2失点で同点に。延長戦に突入すると、10回に巨人アダメスの敬遠も含む3四球で満塁として、最後は田中が押し出し四球を選んで決勝点を奪った。マジックは1つ減って「20」に。巨人は3連敗となった。

 2位ヤクルトは阪神に4-2で勝利。2回に中村の3ランでメッセンジャーから先制すると、2死一、二塁から青木のタイムリーも飛び出して一挙4点を奪った。先発・古野は5回6安打2失点(自責1)と力投。救援陣は無失点でつなぎ、最後までリードを守った。古野は今季初勝利。阪神は4回に相手の2つのミスで2点を返したが、その後はチャンスを作りながらも追いつくことができなかった。

 中日はDeNAに7-3で快勝し、最下位を脱出した。初回に大島の2ラン、2回に松井雅の2点タイムリーと序盤に4点を奪取。さらに、8、9回にもしぶとく3点を追加した。投げては小熊が7回2失点10奪三振の力投で3勝目。DeNAは先発・井納が序盤に4点を失い、リズムを掴むことができず再び最下位に転落した。

【28日終了時点】
1広島 66勝44敗2分 M21
2ヤクルト 55勝55敗1分 11.0
3巨人 57勝60敗2分 1.5
4阪神 50勝57敗1分 2.0
5DeNA 50勝61敗2分 2.0
6中日 52勝64敗1分 0.5

【29日終了時点】
→1広島 67勝44敗2分 M20
→2ヤクルト 56勝55敗1分 11.0
→3巨人 57勝61敗2分 2.5
→4阪神 50勝58敗1分 2.0
↑5中日 53勝64敗1分 1.5
↓6DeNA 50勝62敗2分 0.5(Full-Count編集部)

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