『Sky』は29日、「ロリス・カリウスは、ユルゲン・クロップ監督に引き止められたことを明らかにした」と報じた。
今夏のマーケットでリヴァプールからトルコのベシクタシュにローン移籍することになったカリウス。その期間は2年という珍しいものとなった。
ローマから獲得されたブラジル代表GKアリソンによって弾かれた格好とはなったが、カリウスによればユルゲン・クロップ監督からはかなり引き止められたという。
ベシクタシュでの記者会見に出席したカリウスは以下のように話し、監督とは長い間交渉を続けていたと明かした。
ロリス・カリウス 「ユルゲン・クロップ監督は、僕にはリヴァプールのメンバーに残って欲しいと言っていたよ。
なぜなら、彼は最高のクオリティを持つ選手を求めていたからだ。
しかし、彼には僕の希望を聞いてくれるよう願ったんだ。ベシクタシュでプレーすることは、僕にとって重要なことだった。
長い間監督とは話したよ。そして、彼は僕の状況を理解してくれた。
これは誰もにとっていい取引だったと思うよ。彼は幸運を祈ってくれたが、『残ってほしかった』とも言っていた」
(ベシクタシュは昨季4位で、チャンピオンズリーグ出場権は手に入れられなかった)
「キャリアの次の一歩を踏み出し、選手として成長することができるから、ここに来た。そしてまた、チームの改善の助けにもなれる。
ゴールキーパーとしては、僕はまだ若い。次のステップを踏みたいし、うまく行けばベシクタシュで多くのタイトルを取れるだろう」