ラマーが全打点を叩き出す活躍 Wソックス3位タイ浮上

【ホワイトソックス4-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ホワイトソックスは「8番・レフト」で先発出場したライアン・ラマーが2回表に先制の2点タイムリー二塁打、4回表にもタイムリー二塁打、7回表には2号ソロを放ち、1人でチームの全4得点を叩き出す大活躍。投げては先発のレイナルド・ロペスがヤンキース打線を相手に7回108球1失点の好投を見せ、敵地でのヤンキース3連戦を2勝1敗で終えた。ヤンキースは先発のCCサバシアが左腕対策として先発出場したラマーに2本のタイムリーを浴び、6回3失点で降板。打線も好機を生かしきれなかった。

ホワイトソックスはタイガース3連戦、ロイヤルズ3連戦、ツインズ3連戦、タイガース4連戦に続いて強豪ヤンキースとの3連戦にも勝ち越して5カード連続の勝ち越し。5連敗のタイガースと並び、ア・リーグ中部地区の3位タイに浮上した。昨季までメジャー3シーズンで長打が1本もなく、今季ようやくメジャー定着を果たした29歳のラマーが3安打4打点の活躍でチームを牽引。7月上旬にウエーバーでツインズからホワイトソックスへ移籍して以降は16試合で打率.364、2本塁打、OPS1.008と絶好調だ。ラマーは「今日のような夜を過ごせるのは素晴らしいことだね」と自身の活躍を振り返りつつも、「勝ってホームに戻れるのは何よりも素晴らしいことだよ」とチームの勝利を第一に喜んでいた。

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