グロスマンが逆転2点タイムリー ツインズが接戦を制す

【ツインズ4-3インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

ツインズは1点ビハインドの7回表にインディアンス3番手のコディ・アレンから二死満塁のチャンスを作り、ロビー・グロスマンがライトへの2点タイムリーを放って逆転に成功。その後はテイラー・ロジャースが2イニング、トレバー・ヒルデンバーガーが1イニングを無失点に抑えて1点差で逃げ切った。先発のコール・スチュワートが5回途中3失点で降板したあと、1回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せた2番手のトレバー・メイが今季3勝目(0敗)をマーク。インディアンスはアレンが大誤算で、連勝が2でストップした。

ツインズでグロスマンのほかに存在感を示したのが、3回表にメジャー初本塁打となる1号ソロを放ったウィリアンス・アストゥディーヨだ。ジェイソン・カストロとボビー・ウィルソンが故障者リスト入りしているため、ミッチ・ガーバーに次ぐ2番手捕手としてロースター入りしているアストゥディーヨはベネズエラ出身の26歳。本職の捕手のほか、内外野の全ポジション、さらには敗戦処理までどこでもこなすユーティリティ性と、マイナー通算2462打席でわずか81三振という抜群のバットコントロールが特長だ。「9番・捕手」で先発出場したこの試合では3回表の第1打席で嬉しいメジャー初本塁打。マイナー通算打率.306の巧打とユーティリティ性を武器に、今後も貴重な戦力となりそうだ。

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