新戦力・バティースタが決勝打 フィリーズ逆転勝利

【ナショナルズ6-8フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

フィリーズは前日に加入したばかりの新戦力ホゼ・バティースタの移籍後初安打が決勝タイムリーとなり、8対6で逆転勝ち。本拠地でのナショナルズ3連戦の被スイープを免れた。フィリーズ先発のジェイク・アリエタは2回裏に自ら先制の2点タイムリーを放ったものの、3回表に2本塁打を浴びて4失点で降板。5回表にはアンソニー・レンドンにも18号ソロが飛び出し、ナショナルズがリードを3点に広げた。しかし、フィリーズは5回裏にカルロス・サンタナの20号グランドスラムで逆転に成功。6回表に同点に追い付かれたが、7回裏にバティースタが勝ち越しタイムリーを放ち、これが決勝点となった。

決勝打を放ったバティースタは「試合に勝つことができたし、良いプレイをすることもできた。良い1日だったよ」と満足げに試合を振り返った。地区首位のブレーブスがレイズに敗れたため、首位とのゲーム差は3.5に縮小。ブレーブス優位の状況は変わらないが、ワイルドカード圏内との2.5ゲーム差もキープしており、フィリーズにもポストシーズン進出の可能性は十分に残されている。アリエタが「僕たちは全試合勝つつもりでやっている」と語れば、サンタナも「僕たちはネガティブになったことなんて一度もないよ」と頼もしいコメント。フィリーズの選手たちは2011年以来7年ぶりのポストシーズン進出を目指して明日からも戦い続ける。

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