【平成の長崎】ハウステンボス建設で安全推進大会 第1期工事急ピッチ 平成2(1990)年

 佐世保市指方町に建設中の大型ウォーターフロントリゾート施設、ハウステンボスの建設工事総合安全推進大会が7月4日、現地であり、無災害労働を誓い合った。
 ハウステンボスでは平成4年3月オープンへ向け第1期工事が急ピッチで進行中。既に準備工事は終え、建物の基礎工事など本格工事への移行段階。一昨年10月の着工以来、延べ12万人を超える作業員が工事に従事し、先月下旬、無災害労働時間が100万時間を突破した。
 工事に参加している企業は約300社。連日700人ほどの作業員が働いており、業者の代表者は「オープンまでに労働時間は500万時間を超えるが、なんとか無災害を続けたい」と話していた。(平成2年7月5日付長崎新聞より)
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 【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

無災害労働を誓って開かれた総合安全推進大会=佐世保市指方町、ハウステンボス建設工事現場

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