レイズ12安打8得点でブレーブス撃破 直近10戦9勝1敗

【レイズ8-5ブレーブス】@サントラスト・パーク

レイズは3対3の同点で迎えた3回表にC.J.クロンの25号ソロで勝ち越しに成功。4回表にはトミー・ファムの16号2ランで2点、5回表にはヘスス・スクレのスクイズなどでさらに2点を追加してブレーブスを突き放した。2番手として3回からの3イニングを無失点に抑えたジャレン・ビークスが今季4勝目(1敗)をマーク。8回裏には5番手のアンドリュー・キットレッジが2本のタイムリーを浴びて3点差に迫られたものの、8回裏二死一、二塁の場面で登板したホゼ・アルバラードが打者4人を完璧に抑える好リリーフを見せ、今季6セーブ目をマークした。

悪天候により試合開始が41分遅れ、65分の中断を挟んだ試合を制し、レイズが直近10試合で9度目の勝利を収めた。「今季は自分のパワーがとても良い状態なんだ」と語るクロンは25号ソロを含む4安打の活躍。昨季まで3年連続16本塁打にとどまっていたが、今季はすでに自己記録を大きく更新しており、打点でも自己記録の更新をうかがっている(自己記録は2016年の69打点。現在60打点)。しかし、ケビン・キャッシュ監督によると、レイズは今季の残り試合で多くの選手を起用し、その能力を見極める方針であり、クロンの出場機会が制限される可能性があるという。球団の方針を受け入れ、理解を示しているというクロン。今季はクロンにとって打者としても、そして1人の人間としても、大きく成長したシーズンとなっているようだ。

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