パイレーツ・ウィリアムスが6回無失点の好投で11勝目 

【パイレーツ2-0カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

パイレーツは先発のトレバー・ウィリアムスが自己最多の8奪三振を記録するなど6回3安打無失点の快投を披露。5回表にスターリング・マーテイとグレゴリー・ポランコのタイムリーで奪った2点をウィリアムスからエドガー・サンタナ、キーオニー・ケラ、フェリペ・バスケスと繋ぐリレーで守り抜き、連敗を2でストップした。一方、カージナルスは先発のマイルズ・マイコラスが5回93球2失点の粘投を見せたものの、打線がパイレーツ投手陣の前に沈黙。初回無死二、三塁のチャンスを生かせず、最後まで得点を奪うことができなかった。

ウィリアムスが好投したパイレーツは今季14度目の完封勝利。これはカブスに次いでメジャー2位の数字となっている。その立役者となったのがウィリアムスであり、6回3安打無失点の快投で今季11勝目(9敗)をマーク。前半戦の最終登板を5回無失点で終えると、後半戦に入ってからは8度の先発登板で4点しか奪われておらず、後半戦は43イニングで防御率0.84という驚異的な数字を残している。気付けば防御率3.30とWHIP1.19はチーム内の先発投手でベストの数字となっており、今や先発ローテーションの柱的存在。チームメイトのアダム・フレイジャーは「5日ごとに彼が登板するのを僕たちは楽しみにしているんだ」と語り、好調を維持する右腕への信頼を口にした。

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