ブチキレモウリーニョに「静かにしろ」…エリクソン監督が指摘する理由が面白い

『Sky』は29日、「元イングランド代表監督のスヴェン=ゴラン・エリクソン氏は、ジョゼ・モウリーニョは静かにしておくべきだと話した」と報じた。

先日行われたトッテナム戦で0-3と大敗した後、記者会見で激しい怒りを表したマンチェスター・ユナイテッドのモウリーニョ監督。

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「リスペクト!リスペクト!」と自分の実績をアピールしながら記者に配慮を求めた彼の行動は大きく話題を集めた。

かつてイングランド代表やマンチェスター・シティを率いたエリクソン監督は、そもそもジャーナリストと戦っても勝てないと指摘したという。

スヴェン=ゴラン・エリクソン 「もしかしたらそうではないかもしれないが、モウリーニョはそれを言うべきではなかったと思う。

常にそういうものだ。監督として批判を受けたときは。

私はイングランドで何度もそういう状況だった。イングランド以外でもそうだった。

そういうときは、静かにしておいたほうが良いものだよ。

自分自身を守ろうとしないこと。なぜなら、結果が守ってくれるからね。結果だけが、自分を守ってくれるのだ。

そして新聞の中身については、読んでも話さない。

特にメディアとの間で軋轢が始まったときはね。絶対に勝てないのだから。

常に負けるよ。ジャーナリストは、いつも『最後の言葉』を持っているし、それを書くものだ。

だから静かにしておけと。地に足を着けて、仕事をして、次の試合を人々に見せる。良いサッカーをして勝てばいいのだ。

それだけが、疑問に対する答えの道だ。私がどうしていたかという点について話せば、それしかない。

『リスペクトを見せろ』なんて話さないよ。なぜか。それは、私がやったことから生まれるものだと誰もが知っている。

私は自分がやったことを知っている。自分の良さも、自分の悪さも知っている。それはどんな監督も同じだ。

だから批判されたときは、それを飲み込むのだ」

(貴方と同じスウェーデンのDFリンデレフも、ミスをして大きく批判されたね?)

「選手として、監督として、批判されたときの人生は簡単ではない。そこから復活しなければならない。

しかし、もし監督やコーチが守ってくれないのなら、もっと難しいことになるよ。本当に難しい。

どんなクラブであっても、選手を守るためにあらゆるコストをかけなければならない。そうしなければ、誰が選手を守ってくれるというのだ?」

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