県内初 2階建てコンビニ ファミマ長崎銀屋町店

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 ファミリーマート(東京)は30日、長崎市の中通り商店街内にある「長崎銀屋町店」を県内初の2階建て店舗に改装し、リニューアルオープンした。2階には約20席のイートインスペースを用意し、観光パンフレットなどを配置。トイレは3カ所あり、病気などで自力排尿が困難な人でも利用しやすい「前広便座付きトイレ」(導尿患者用トイレ)も設けた。
 同店の売り場面積は約145平方メートル(1階116平方メートル、2階28平方メートル)。地元住民だけでなく観光客の利用も多いことから、2階に市の観光案内パンフレットを置き、モニターで市のPR映像を放映。28日には市が市中心部の活性化を目指す「まちぶらプロジェクト」にコンビニとして初めて認定された。
 前広便座付きトイレは便座の前部分が広い形状をしており、病気や手術で自力排尿が困難となり、排尿時にカテーテル挿入が必要な人でも利用しやすいように工夫されている。同市の市民グループ「みんなにやさしいトイレ会議」実行委(竹中晴美委員長)によると、九州の店舗などの施設では初導入。導入に向けては同実行委や長崎大学病院泌尿器科などが助言、協力した。
 ファミリーマート長崎営業所の担当者は「トイレを含めて来店者が快適に利用しやすい環境づくりを考え、2階建てに改装した。今後も地域に密着した店舗をつくっていきたい」と話した。

約20の座席があり、観光パンフレットなども配布している2階のイートインスペース=長崎市、ファミリーマート長崎銀屋町店