広島はM19、巨人4連敗 中日がDeNAと替わり最下位…セ30日はこうなった

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

フランスアが月間登板の日本タイ記録、ビシエドは月間最多安打のセタイ記録

 いよいよ終盤戦に突入した2018年のプロ野球。30日にはセ・リーグ3試合、パ・リーグ1試合が行われた。

 首位を独走する広島は敵地・東京ドームで巨人と戦い、3連勝を飾った。初回に菊池の適時二塁打で先制すると、2回にはバティスタのソロ、投手の岡田の左犠飛で2点を加えた。このリードを投手陣の踏ん張りで守ると、8回にはフランスアが月間18試合登板の日本タイ記録。9回に3点を加えて試合を決めた。巨人は4連敗で、対広島16敗目となった。

 ヤクルトも敵地・甲子園で3タテを決めて5連勝とした。5回に坂口の犠飛で先制すると、7回に青木の適時打、9回には坂口の適時二塁打で加点。先発の山中が8回途中1失点の好投で阪神打線に反撃を許さなかった。阪神は本拠地に戻って3連敗。3試合でわずか3点しか奪えず、相変わらずの貧打に悩まされている。2位のヤクルトも勝ったため、広島のマジックは1つ減って「19」になった。

 DeNAは筒香の31号3ランなどで3回に4点を先行し、このリードを最後まで守り抜いた。先発の東は7回4安打無失点の好投で9勝目を挙げ、チームは最下位を脱出した。中日は最下位に転落。ビシエドが3安打と孤軍奮闘し月間最多安打のセ・リーグ記録に並んだものの、他の打者が奮わず、勝利には繋がらなかった。

【29日終了時点】
1広島 67勝44敗2分 M20
2ヤクルト 56勝55敗1分 11.0
3巨人 57勝61敗2分 2.5
4阪神 50勝58敗1分 2.0
5中日 53勝64敗1分 1.5
6DeNA 50勝62敗2分 0.5

【30日終了時点】
→1広島 68勝44敗2分 M19
→2ヤクルト 57勝55敗1分 11.0
→3巨人 57勝62敗2分 3.5
→4阪神 50勝59敗1分 2.0
↑5DeNA 51勝62敗2分 1.0
↓6中日 53勝65敗1分 0.5(Full-Count編集部)

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