「スイーツ甲子園」で栄光つかめ 西日本代表の慶誠高チーム

©株式会社熊本日日新聞社

「スイーツ甲子園」決勝大会に臨む慶誠高の(左から)木部青空さん、寺本希来さん、西山萌花さん=熊本市中央区

 高校生がお菓子作りの技術とアイデアを競う「スイーツ甲子園」の西日本代表として、9月に東京である決勝大会に臨む慶誠高校(熊本市中央区)のチームが、2012年以来の全国制覇に向けて練習に励んでいる。

 メンバーは、普通科パティシエコース3年の寺本希来[きら]さん(17)、西山萌花[もえか]さん(18)、木部青空[あおぞら]さん(18)の3人。8月に大阪市であった西日本Bブロック予選で優勝し、4年連続、6回目の決勝大会出場を決めた。

 「わたしたちの“極上”スイーツ」をテーマに、思い思いの材料を使って2時間半で作品を完成させなければならない。このため夏休み中はほぼ毎日、“通し練習”を2回ずつこなして「2時間半」を体に覚えさせたという。

 今回の作品は、金魚や風鈴をあめ細工で作り、日本の夏を表現する。土台のムース生地には、県産の晩柑やゴマ、ショウガを使用。ゴマのやわらかい甘さが特徴で、ショウガのピリッとした味がアクセントになっている。

 作品名は、フランス語で「調和」を意味する「Harmonie(アルモニー)」。「材料だけでなく、性格の違う私たち3人の良さが合わさって、より魅力が出せるようにと思いを込めた」とリーダーの寺本さん。

 9月16日の決勝大会は、各ブロック代表の4チームで競う。優勝チームにはパリ研修旅行が贈られる。「本物に見えるように、つやを意識してあめ細工を作りたい」と西山さん。木部さんは「本番でも、笑顔を忘れずに臨みたい」と話した。(宮崎翼)

(2018年8月31日付 熊本日日新聞朝刊掲載)